20170828

「自分らしい行動をすること」と、「空気を読む」ということ、いっけん違った意味のようですが、意外に関係性があるようです。そこで今回は「空気を読むこと」についてマンティーさんと話し合いました。

 

M:日本では、協調性を美徳とする風潮がありますよね。特に最近は「空気を読め」ってよく言いますけど、いい意味でも悪い意味でも、いろんな解釈があると思うんですよね。マンティーさんはどう感じますか?

 

マンティー:会社勤めをしていると、みんなの顔色を窺って、その場の雰囲気に合わせていないと孤立してしまうという恐怖感がある人は多いと思う。上司に気にいられないと出世もできないし、みんなと違ったことをして居場所がなくなることが怖いと思うんだよね。だけど、会社での常識が、世間一般の常識とは限らない。そこで、そのギャップに苦しむ人もいるんじゃないかな。本来の“場の空気を読む”という意味からずれているような気がしてしかたないんだ。

 

M:マンティーさんの思う、本来の“場の空気を読む”とは、どのようなことでしょうか。

 

マンティー:そうだね。いろんなパターンがあるけど、その場の人々の動きをしっかり考えることかなと。この後どうなるとかね。スポーツの取材で試合終わりに記者会見や個別取材をするけど、ヘッドコーチや選手は試合後だから疲労もあるし、選手に関しては体のケアもある。だから、できるだけ短い時間で選手やヘッドコーチが言いたい言葉を引き出す気持ちで臨んでいる。人によっては、あれもこれも聞きたくなって、そのうちに無駄話になり、時間だけが過ぎていく。これは選手にとっては決して喜ばしいことではないと思うな。練習などあらかじめロングインタビューですという設定であれば、そこは問題ないと思うが、こういうところで“場の空気を読む”べきかなと。

 

M:なるほど。自分のことばかり考えて、選手の体のケアのことやコーチの気持を無視した行動に出てしまうのは、見ていて痛いですよね。本来、“空気を読む”というのは、保身のためではなく、相手のことを想って行動することなんですね。私も“空気を読む”行動を心がけたいと思います!